土田 耕平

峠

新字新仮名 約3,074字・読了目安6分

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その時、太郎さんは七つ、妹の千代子さんは五つでありました。太郎さんはお父さんに背負われ、千代子さんはお母さんに背負われていました。 春三月とはいえ、峠の道は、まだきつい寒さでした。夜あけ前の四時ごろ、空にはお星さまが、きらきらと氷のようにか…

作品情報

初出「童話」コドモ社、1924(大正13)年4月
分類NDC K913
公開日2019-08-12
最終更新2019-07-30
底本 「信州・こども文学館 第5巻 語り残したおくり物 あしたへの橋」郷土出版社
入力林幸雄
校正sogo

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