小川 未明

谷にうたう女

新字新仮名 約4,956字・読了目安10分

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くりの木のこずえに残った一ひらの葉が、北の海を見ながら、さびしい歌をうたっていました。 おきぬは、四つになる長吉をつれて、山の畑へ大根を抜きにまいりました。やがて、冬がくるのです。白髪のおばあさんが、糸をつむいでいるように、空では、雲が切れ…

作品情報

分類NDC K913
公開日2012-10-01
最終更新2014-09-16
底本 「定本小川未明童話全集 10」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正仙酔ゑびす

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