田中 貢太郎

車屋の小供

新字新仮名 約968字・読了目安2分

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明治も初めの方で、背後に武者絵などのついた人力車が東京市中を往来している比のことであった。その車を曳いている車夫の一人で、女房に死なれて、手足纏いになる男の子を隣家へ頼んで置いて、稼ぎに出かけて往く者があった。 小供は三歳位であった。隣家の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2012-07-05
最終更新2014-09-16
底本 「日本怪談大全 第二巻 幽霊の館」国書刊行会
入力川山隆
校正門田裕志

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