田中 貢太郎

牡丹灯記

新字新仮名 約8,105字・読了目安16分

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元の末に方国珍という者が浙東の地に割拠すると、毎年正月十五日の上元の夜から五日間、明州で燈籠を点けさしたので、城内の者はそれを観て一晩中遊び戯れた。 それは至正庚子の歳に当る上元の夜のことであった。家々の簷に掲げた燈籠に明るい月が射して、そ…

作品情報

分類NDC 913 923
公開日2003-10-05
最終更新2014-09-18
底本 「中国の怪談(一)」河出文庫、河出書房新社
入力Hiroshi_O
校正小林繁雄、門田裕志

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