べんがら炬燵
新字新仮名 約20,561字・読了目安41分
雪の後 北がわの屋根には、まだ雪が残っているのであろう、廂の下から室内は、広いので、灯がほしいほど薄暗いが、南の雀口にわずかばかりつよい陽の光が刎ね返っていた。きのうにつづいて、終日、退屈な音を繰りかえしている雨だれの無聊さをやぶるように、…
作品情報
| 初出 | 「週刊朝日 新春特別号」1934(昭和9)年 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2013-03-30 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「柳生月影抄 名作短編集(二)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 川山隆 |
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