柳生月影抄
新字新仮名 約31,169字・読了目安62分
弟の窓・兄の窓 一 紺屋の干し場には、もう朝の薄陽が映している。 干瓢のように懸け並べた無数の白い布、花色の布、紅い模様のある布などが、裏町の裏から秋の空に、高々と揺れていた。 「そんな身装で、近所の人目につく。――お駒、もういい、家に這入…
作品情報
| 初出 | 「週刊朝日 新春特別号」1939(昭和14)年 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2013-04-03 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「柳生月影抄 名作短編集(二)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 川山隆 |
吉川 英治の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。