吉川 英治

黒田如水

新字新仮名 約181,053字・読了目安362分

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蜂の巣 一 太鼓櫓の棟木の陰へ、すいすいと吸いこまれるように、蜂がかくれてゆく、またぶーんと飛び出してゆくのもある。 ここの太鼓もずいぶん久しい年代を経ているらしい。鋲の一粒一粒が赤く錆びているのでもわかる。四方の太柱でさえ風化して、老人の…

作品情報

初出「週刊朝日」朝日新聞社、1943(昭和18)年1月~8月
分類NDC 913
公開日2013-07-11
最終更新2017-02-06
底本 「黒田如水」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正川山隆

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