吉川 英治

忘れ残りの記

――四半自叙伝――

新字新仮名 約183,256字・読了目安367分

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五石十人扶持 おもいがけない未知の人から、ぼくらは常々たくさんな手紙をうける。作家とか何とか虚名をもった種類の人々はたぶんみなそうではないかとおもう。つい先頃もその中の一通に中野敬次郎とした封書があった。小田原市教育委員会事務局の封筒である…

作品情報

初出「文藝春秋」1955(昭和30)年1月~1956(昭和31)年10月
分類NDC 910
公開日2019-09-07
最終更新2019-08-30
底本 「忘れ残りの記」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力川山隆
校正トレンドイースト

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