牧野 信一

心悸亢進が回復す

新字旧仮名 約593字・読了目安1分

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今年の一月ごろから僕は持越の神経衰弱が、いよ/\あざやかになつて都会を離れなければならなかつた。永年飲みなれた酒が全く文字通りに一杯も口に入らず、無理矢理に注ぎ込まうと試みると、いさゝかの酔も感ぜぬうちに忽ち吐き出して了ふのだつた。そして間…

作品情報

初出「経済往来 第十巻第六号(六月号)」日本評論社、1935(昭和10)年6月1日
分類NDC 914
公開日2011-11-14
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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