牧野 信一

泣き笑ひ

新字旧仮名 約2,678字・読了目安5分

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ドンドンドン……といふ太鼓の音がどこからともなく晴れた冬の空に響いて居りました。私達は学校の退けるのを待兼ねて、駈けて帰りました。初午のお祭といふことが、此の上もなく私達を悦ばせてゐたのであります。自分達が主役となつて、大人の干渉を少しも受…

作品情報

初出「少年 第一九九号(明治元勲号 三月号)」時事新報社、1920(大正9)年2月8日
分類NDC K913
公開日2011-06-16
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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