牧野 信一

目醒時計の憤慨

新字旧仮名 約3,074字・読了目安6分

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一 あしたはきつと五時に起きよう――と、また美智子さんは、堅く決心しました。あしたこそ大丈夫だ――と、更に美智子さんは、自分の胸に念をおしました。そして今年の春、叔父さんから貰つた大形の眼醒時計を書棚の上から取りおろして、ぴつたり朝の五時に…

作品情報

初出「少女 第一二九号(ひぐらしの巻 九月号)」時事新報社、1923(大正12)年8月8日
分類NDC K913
公開日2011-06-12
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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