小川 未明

ある冬の晩のこと

新字新仮名 約6,543字・読了目安13分

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橋のそばに、一人のみすぼらしいふうをした女が、冷たい大地の上へむしろを敷いて、その上にすわり、粗末な三味線を抱えて唄をうたっていました。 あちらにともっている街燈の光が、わずかに、寒い風の吹く中を漂ってきて、この髪のほつれた、哀れな女を、闇…

作品情報

初出「婦人倶楽部」1928(昭和3)年4月
分類NDC K913
公開日2021-02-08
最終更新2021-01-27
底本 「定本小川未明童話全集 6」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正へくしん

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