北の冬
新字新仮名 約5,932字・読了目安12分
私が六ツか七ツの頃であった。 外の雪は止んだと見えて、四境が静かであった――炬燵に当っていて、母からいろんな怖しい話を聞いた。その中にはこんな話もあったのである。 毎晩のように隣の大貫村に日が暮ると赤提燈が三つ歩いて来る。赤い提燈は世間に幾…
作品情報
| 初出 | 「新小説」1908(明治41)年10月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2017-12-06 |
| 最終更新 | 2017-11-24 |
| 底本 | 「文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船」ちくま文庫、筑摩書房 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 坂本真一 |
小川 未明の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。