小川 未明

迷い路

新字新仮名 約4,672字・読了目安9分

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二郎は昨夜見た夢が余り不思議なもんで、これを兄の太郎に話そうかと思っていましたが、まだいい折がありません。昼過ぎに母親は前の圃で妹を相手にして話をしていたから、裏庭へ出て兄を探ねると、大きな合歓の木の下で、日蔭の涼しい処で黙って考え込んでい…

作品情報

初出「読売新聞」1906(明治39)年8月12日号
分類NDC 913
公開日2016-12-14
最終更新2016-11-21
底本 「文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正坂本真一

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