中谷 宇吉郎

立春の卵

新字新仮名 約8,792字・読了目安18分

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立春の時に卵が立つという話は、近来にない愉快な話であった。 二月六日の各新聞は、写真入りで大々的にこの新発見を報道している。もちろんこれは或る意味では全紙面を割いてもいいくらいの大事件なのである。 昔から「コロンブスの卵」という諺があるくら…

作品情報

初出「世界」1947(昭和22)年4月1日
分類NDC 404
公開日2013-04-08
最終更新2014-09-16
底本 「中谷宇吉郎随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正川山隆

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