中谷 宇吉郎

面白味

新字新仮名 約1,079字・読了目安2分

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昔、伊東で病気を養っていた頃、東京の一流料理店の主人が、遊びに来たことがある。料理店を通じての友人ではなく、同郷の男である。 私にはよく分からなかったが、何でも非常な食通で、料理の腕も一流だという噂の男であった。それで女房が、伊東の材料で、…

作品情報

初出「西日本新聞」1955(昭和30)年8月15日
分類NDC 914
公開日2013-03-02
最終更新2014-09-16
底本 「中谷宇吉郎随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正川山隆

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