萩原 朔太郎

南京陥落の日に

旧字旧仮名 約189字・読了目安1分

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歳まさに暮れんとして 兵士の銃劍は白く光れり。 軍旅の暦は夏秋をすぎ ゆうべ上海を拔いて百千キロ。 わが行軍の日は憩はず 人馬先に爭ひ走りて 輜重は泥濘の道に續けり。 ああこの曠野に戰ふもの ちかつて皆生歸を期せず 鐵兜きて日に燒けたり。 …

作品情報

分類NDC 911
公開日2011-08-31
最終更新2018-12-18
底本 「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房
入力kompass
校正小林繁雄

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