末吉 安持

夕の賦

新字旧仮名 約360字・読了目安1分

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仰げばみ空青く澄み、金星遙に霑ひて、神秘の御幕長く垂れ、闇の香襲々屋根に戸に、夕となりぬ月出ぬ。 夕となりぬ月出ぬ、雲のみ無心に靉靆て、烏は北枝の巣に帰り、狐は隣の穴を訪ひ、螢は燃えて河堤。 我もまた有情の男、若かうて夕に得堪へめや、詩ぐる…

作品情報

初出「文芸界 第二巻第二号」1903(明治36)年8月
分類NDC 911
公開日2019-03-02
最終更新2019-02-22
底本 「沖縄文学選 日本文学のエッジからの問い」勉誠出版
入力坂本真一
校正フクポー

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