片山 広子

小さい芸術

新字旧仮名 約2,327字・読了目安5分

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むかしの世では、あづまから京へ、京から筑紫のはてへと、手紙を書いたり書かれたりすることが、非常に珍しひことであり、又一生のうちの幾つかに数へられるよろこびでもあつたらうと思ふ。その時代の人々の静かな余裕ある心では、その手紙のためにたくさんの…

作品情報

初出「文化生活 第二巻第六号」1922(大正11年)6月号
分類NDC 914
公開日2011-10-19
最終更新2014-09-16
底本 「燈火節」月曜社
入力八巻美恵
校正野口英司

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