今野 大力

ねむの花咲く家

――自らペンを取らなかった詩――

新字新仮名 約459字・読了目安1分

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俺は病室にいる 暗室のような部屋だ。 今俺はあの豚箱で受けた 白テロの傷がもとで 同志にまもられ 病室に送られたのだ 病室の血塗れた俺は 最后の日を覚悟している しかし、そこへ 一人の同志の持って来た ネムの木の花は おお 何と俺を家へ帰ら…

作品情報

初出「プロレタリア文学」1932(昭和7)年8月号
分類NDC 911
公開日2014-06-15
最終更新2014-09-16
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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