大江 鉄麿

市立共同宿泊所

新字新仮名 約632字・読了目安1分

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とさつ場のようにむんむんとしたいきれ、悪臭がふんと鼻したにたれてくる。 ひとつひとつの寝台が継歯のように波立っている。 堂々と街ののど笛に背筋を暗く震わしている鉄筋コンクリトの四階建。 まるで寄生蟹のように茶溜小屋でうごめいている宿泊人の群…

作品情報

初出「詩精神」1935(昭和10)年4月号
分類NDC 911
公開日2015-09-29
最終更新2015-08-21
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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