大江 鉄麿

懐

新字新仮名 約788字・読了目安2分

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白樺の梢に冬眠は 引き裂くような雪肌を蒙古颪に冷めたくとぎすましている どんよりな雪雲に包まれた部落 彼方へずうと永く続き切っている地面 房々と綿の実ったような雪ころ 蹴ちらされた足跡が いとなけき者の 生活をしのぶ様に…… 「おっ母よ」 …

作品情報

初出「詩精神」1934(昭和9)年11月号
分類NDC 911
公開日2015-09-29
最終更新2015-08-29
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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