広海 大治

章魚人夫

新字新仮名 約834字・読了目安2分

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北方の海には氷が張りつめた 食物がなくなった章魚は おのれの足を食いつくした 春四月 まだ雪は南樺太の野を埋めている 人夫は前借金二十五円にしばられて 鉄道工事現場へ追い込まれた へばりついた大雪の残りが消えた ドロ柳があおい芽をふいた 流…

作品情報

初出「田園の花 二号」1932(昭和7)年4月刊
分類NDC 911
公開日2015-12-11
最終更新2015-09-24
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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