吉川 英治

新・平家物語

01 “はしがき”に代えて

新字旧仮名 約435字・読了目安1分

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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず。たゞ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ。偏に風の前の塵におなじ。 遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱异、唐の禄山、これら…

作品情報

初出「週刊朝日」1950(昭和25)年4月号
公開日2023-08-11
最終更新2023-08-08
底本 「吉川英治全集・33 新・平家物語(一)」講談社
入力川山隆
校正トレンドイースト

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