吉川 英治

文化の日

新字新仮名 約2,407字・読了目安5分

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文化の日、十一月三日というと、ぼくら明治生まれのものには、降る雪も――だが菊の香も明治も遠くなりにけり――の感が深い。だから文化の日の朝はいつも少年期への想いにつながる。 けさも、茶の間のえんさきで雀を見ていた。そしてふと、このごろは東京の…

作品情報

分類NDC 914
公開日2013-06-26
最終更新2014-09-16
底本 「吉川英治全集・47 草思堂随筆」講談社
入力川山隆
校正門田裕志

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