森川 義信

春

〔風船に〕

新字旧仮名 約133字・読了目安1分

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風船にひつぱられて 小鳥は中空たかくのぼつていつた 風船はくるめく日傘をまはし あたたかな銀の雨を降らした 小鳥はむしやうにうれしくなり 力いつぱいそのすずを鳴らした それにしても風船にのれない重たい心――ぼくは丘のクツサンの中でじたばたす…

作品情報

初出「ルナ 13集」1938(昭和13)年4月
分類NDC 911
公開日2018-04-25
最終更新2018-03-26
底本 「増補 森川義信詩集」国文社
入力坂本真一
校正フクポー

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