上里 春生

サガニー耕地より

新字旧仮名 約426字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

二月半ばのそら、 酒室の呼吸を罩めて、風、 あまし、温かし 円ろかなるこの穹き 懐ろに、音もなく 彩雲ぞ、さすらふなる。 機おる遠き麓のむら村、 ゆるくゆるく、筏の昔幽かに 声音なし、幻の静けさに、たえなる夢を織れるか、 雲にそゝぎ入る恍惚…

作品情報

初出「文章世界 第12巻第4号」1917(大正6)年4月1日
分類NDC 911
公開日2019-06-02
最終更新2019-05-28
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正hitsuji

上里 春生の他の作品

上里 春生の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。