上里 春生

或る月夜に

新字旧仮名 約98字・読了目安1分

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おほぞらは、 紫暗の海と澄み渡りて、 真珠の群は、きらきらと、 円けき海月 光り流るゝ。 芋の葉むらがりむらがり、 ぬかづける野辺に、 貧しき樹立は微にゆら/\ 葉末のしたゝらすひかりの雫 静かに 甘き夢を つゞれる。

作品情報

初出「文章世界 第12巻第6号」1917(大正6)年6月1日
分類NDC 911
公開日2019-06-02
最終更新2019-05-28
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正hitsuji

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