野村 胡堂

銭形平次捕物控

151 お銀お玉

旧字旧仮名 約10,908字・読了目安22分

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一 「親分、變な事があるんだが――」 ガラツ八の八五郎が、鼻をヒクヒクさせ乍ら來たのは、後の月が過ぎて、江戸も冬仕度に忙しいある朝のことでした。 「手紙が來たんだらう、恐ろしい金釘流で、――兩國の蟹澤のお銀が死んだのは唯事ぢやねえ。葬ひの濟…

作品情報

初出「文藝讀物」文藝春秋社、1943(昭和18)年12月号
分類NDC 913
公開日2016-04-22
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十八卷 彦徳の面」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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