正倉院展を観る
新字新仮名 約2,757字・読了目安6分
ちかごろこんなにみたされた気もちはなかった。正倉院宝物展を見てである。その晩は“咲く花の匂うが如き”とうたわれた千二百年前の天平びとに返った夢でもみるかもしれないと思ったほどだ。 博物館の第一室では、いきなりあの楽毅論の臨書にふれ、光明皇后…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2013-07-16 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「吉川英治全集・47 草思堂随筆」講談社 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | 門田裕志 |
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