徳田 秋声

折鞄

新字旧仮名 約11,040字・読了目安22分

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融は何時からかポオトフオリオを一つ欲しいと思つてゐた。会社員とか雑誌新聞記者とか、又は医者のやうに、別段それが大して必要と云ふほどのことはなかつたけれど、しかし其があると便利だと思はれる場合が時々あつた。一日の汽車旅行とか、近いところへ二三…

作品情報

初出「改造 第八巻第四号」1926(大正15)年4月1日
分類NDC 913
公開日2021-12-23
最終更新2021-11-27
底本 「徳田秋聲全集 第15巻」八木書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正きりんの手紙

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