富永 太郎

影絵

新字旧仮名 約202字・読了目安1分

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半缺けの日本の月の下を、 一寸法師の夫婦が急ぐ。 二人ながらに 思ひつめたる前かゞみ、 さても毒々しい二つの鼻のシルヱツト。 生白い河岸をまだらに染め抜いた、 柳並木の影を踏んで、 せかせかと――何に追はれる、 揃はぬがちのその足どりは? …

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-03-26
最終更新2014-09-16
底本 「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社
入力村松洋一
校正川山隆

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