富永 太郎

晩春小曲

新字旧仮名 約63字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

五月のほのかなる葉桜の下を 遠き自動車は走り去る。 わが欲情を吸収する 堀ばたの赤き尖塔よ。 埃立つ道に沿ひて 兵営の白き塀は曲り行く。

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-04-16
最終更新2014-09-16
底本 「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社
入力村松洋一
校正川山隆

富永 太郎の他の作品

富永 太郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。