富永 太郎

原始林の縁辺に於ける探険者

une ode

新字旧仮名 約718字・読了目安1分

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Ⅰ 陽の眼を知らぬ原始林の 幾日幾夜の旅の間 わたくし 熟練な未知境の探険者は たゞふかぶかと頭上に生ひ伏した闊葉の 思ひつめた吐息を聴いたのみだ。 たゞ蹠に踏む湿潤な苔類の ひたむきな情慾を感じたのみだ。 Ⅱ まことに原始林は 光なき黄金…

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-03-29
最終更新2014-09-16
底本 「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社
入力村松洋一
校正川山隆

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