宮島 資夫

四谷、赤坂

新字新仮名 約9,320字・読了目安19分

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高力松 いかつい石垣が向い合って立っていた。子供の目には恐ろしく高く見える。石垣の上は四角く平らになっていた。昔はぶっさき袴の侍がその上に立って、四辺を睥睨したであろう。石垣に続いた土手は、ゆるい傾斜で、濠の水面まですべっていた。水は青いぬ…

作品情報

初出「東京日日新聞」1927(昭和2)年10月4日~9日
分類NDC 915
公開日2013-09-30
最終更新2014-09-16
底本 「大東京繁昌記」毎日新聞社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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