野村 胡堂

銭形平次捕物控

130 仏敵

新字新仮名 約13,546字・読了目安27分

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一 不動明王の木像が、その右手に持った降魔の利剣で、金貸叶屋重三郎を突き殺したという、江戸開府以来の大騒ぎがありました。 八百八町には、その日のうちに呼び売りの瓦版が飛んで、街々の髪結床や井戸端は、その噂で持ちきった日の夕景、――銭形平次の…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年2月号
分類NDC 913
公開日2016-03-24
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(十三)青い帯」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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