吉川 英治

新書太閤記

07 第七分冊

新字新仮名 約225,715字・読了目安451分

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雛の客 備前岡山の城はいま旺んなる改修増築の工事にかかっている。 ここの町を中心として、吉備平の春を占めて、六万の軍馬が待機していた。 「いったい戦争はあるのかないのか」 熟れる菜の花を見、飛ぶ蝶に眠気を誘われ、のどかな町の音響や、城普請の…

作品情報

初出太閤記「読売新聞」1939(昭和14)年1月1日~1945(昭和20)年8月23日<br>続太閤記「中京新聞」他複数の地方紙1949(昭和24)年
分類NDC 913
公開日2016-01-03
最終更新2016-01-03
底本 「新書太閤記(七)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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