中谷 宇吉郎

寅彦夏話

新字新仮名 約3,899字・読了目安8分

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一 海坊主と人魂 寅彦先生が亡くなられてから二度目の夏を迎えるが、自分は夏になると妙にしみじみと先生の亡くなられたことを感ずる。大学を出て直ぐに先生の助手として、夏休み中狭い裸のコンクリートの実験室の中で、三十度を越す炎暑に喘ぎながら、実験…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1937(昭和12)年8月12~14日
分類NDC 289
公開日2017-11-28
最終更新2017-10-25
底本 「中谷宇吉郎集 第一巻」岩波書店
入力kompass
校正砂場清隆

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