山本 周五郎

秋の駕籠

新字新仮名 約17,842字・読了目安36分

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一 魚金の店は北八丁堀の河岸にあった。二丁目と向き合った角で、東と南の両方から出入りができた。魚金は一膳めしと居酒を兼ねた繩のれんであるが、造作もちょっと気取っているし、いつも掃除がゆき届いていて、さっぱりとした洒落れた感じの店であった。板…

作品情報

初出「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1952(昭和27)年12月号
分類NDC 913
公開日2021-10-13
最終更新2021-09-27
底本 「山本周五郎全集第二十四巻 よじょう・わたくしです物語」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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