山本 周五郎

半之助祝言

新字新仮名 約22,554字・読了目安45分

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一 折岩半之助が江戸から着任した。 その日、立原平助が桃の咲きはじめたのを見た。次席家老の前田甚内の家の桃である。平助はそれについて次のような感想を述べた。 「南枝一輪、桃などもそう云っていいものかどうか、ともかく南面の枝に三つ四つ、ふっく…

作品情報

初出「キング」大日本雄辯會講談社、1951(昭和26)年7月
分類NDC 913
公開日2021-01-01
最終更新2020-12-27
底本 「山本周五郎全集第二十三巻 雨あがる・竹柏記」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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