山本 周五郎

みずぐるま

新字新仮名 約27,375字・読了目安55分

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一 明和五年の春二月。――三河のくに岡崎城下の西のはずれにある光円寺の境内で、「岩本新之丞一座」というのが掛け小屋の興行をした。弘田和次郎は友人の谷口修理にさそわれて、或る日それを見物にいった。弘田家は六百五十石の老職で、家柄は国許の交代次…

作品情報

初出「面白倶楽部」大日本雄辯會講談社、1954(昭和29)年5月号
公開日2022-09-17
最終更新2022-08-29
底本 「山本周五郎全集第二十五巻 三十ふり袖・みずぐるま」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正栗田美恵子

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