柳橋物語
新字新仮名 約108,561字・読了目安217分
前篇 一 青みを帯びた皮の、まだ玉虫色に光っている、活きのいいみごとな秋鯵だった。皮をひき三枚におろして、塩で緊めて、そぎ身に作って、鉢に盛った上から針しょうがを散らして、酢をかけた。……見るまに肉がちりちりと縮んでゆくようだ、心ははずむよ…
作品情報
| 初出 | 前編「椿 創刊号」山本周五郎一人雑誌、1946(昭和21)年7月<br>中・後編「新青年」1949(昭和24)年1月~3月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2020-06-22 |
| 最終更新 | 2020-05-27 |
| 底本 | 「山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語」新潮社 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | Butami |
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