山本 周五郎

はたし状

新字新仮名 約20,026字・読了目安40分

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一 今泉第二は藩主の参覲の供に加わって、初めて江戸へゆくことになったとき、和田軍兵衛の長女しのを嫁に欲しいと親たちに申し出た。まず母に話したのであるが、母はさも意外なことのように、こちらの顔をまじまじ眺めながら、すぐには返辞ができないという…

作品情報

初出「週刊朝日 新年増刊」朝日新聞社、1951(昭和26)年1月
分類NDC 913
公開日2020-10-30
最終更新2020-10-01
底本 「山本周五郎全集第二十三巻 雨あがる・竹柏記」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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