佐佐木 茂索

ある死、次の死

新字旧仮名 約7,420字・読了目安15分

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一 花嫁が式服を替えて、再座に著いた頃には、席は既に可なりな乱れやうであつた。 隆治夫妻は、機会さへあれば、もう帰りたいと思つてゐた。そこへ、廊下伝ひに来た女中が、彼等の背後の障子を静かに開けた。 「吉田さん、でいらつしやいますね。」と確め…

作品情報

初出「新潮 第三十四巻第五号」新潮社、1921(大正10)年5月1日
分類NDC 913
公開日2017-01-01
最終更新2018-01-21
底本 「編年体 大正文学全集 第十巻 大正十年」ゆまに書房
入力富田晶子
校正日野ととり

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