小山 清

聖アンデルセン

新字新仮名 約20,134字・読了目安40分

この作品を読む Amazonで探す

「海は凪いでいた。」と月は言った。「水は私が帆走っていた晴朗な空気のように透明だった。私は海の表面より深く下の方の珍しい植物を見ることが出来た。それは森の中の巨大な樹木のように、数尋の茎を私の方へ差上げていて、その頂きの上を魚が泳いで行った…

作品情報

初出「表現 第一巻第一号(冬季号)」角川書店、1948(昭和23)年2月5日
分類NDC K913
公開日2019-10-04
最終更新2019-09-27
底本 「落穂拾い・犬の生活」ちくま文庫、筑摩書房
入力kompass
校正時雨

小山 清の他の作品

小山 清の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。