夏目 漱石

水底の感

旧字旧仮名 約140字・読了目安1分

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水の底、水の底。住まば水の底。深き契り、深く沈めて、永く住まん、君と我。 黒髮の、長き亂れ。藻屑もつれて、ゆるく漾ふ。夢ならぬ夢の命か。暗からぬ暗きあたり。 うれし水底。清き吾等に、譏り遠く憂透らず。有耶無耶の心ゆらぎて、愛の影ほの見ゆ。 …

作品情報

分類NDC 911
公開日2019-12-09
最終更新2019-11-24
底本 「漱石全集 第十二卷 初期の文章及詩歌俳句」岩波書店
入力フクポー
校正きゅうり

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