岡本 かの子

さくらんぼ

新字新仮名 約2,285字・読了目安5分

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さくらんぼうは彼女の唇を熱がるが、彼女の唇はさくらんぼうに涼もうとする。 さくらんぼうを三粒ほど束ねて女は男の頬を叩いた。その時男の決心がついた。彼女がそれを思い出している時小さいみか子が金魚にたべさせようとしてさくらんぼうを玻璃鉢のなかへ…

作品情報

初出「週刊朝日」1932(昭和7)年6月5日
公開日2024-02-18
最終更新2024-02-12
底本 「岡本かの子全集1」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正いとうおちゃ

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