江戸川 乱歩

影男

新字新仮名 約155,264字・読了目安311分

この作品を読む Amazonで探す

断末魔の雄獅子 三十二、三歳に見えるやせ型の男が、張ホテルの玄関をはいって、カウンターのうしろの支配人室へ踏みこんでいった。 ずんぐりと背が低くて丸々と太ったちょびひげの支配人がデスクに向かって帳簿をいじくっていた。そばの灰ざらにのせた半分…

作品情報

初出「面白倶楽部」1955(昭和30)年1月号~12月号
分類NDC 913
公開日2019-07-28
最終更新2019-07-09
底本 「影男」江戸川乱歩文庫、春陽堂書店
入力入江幹夫
校正高橋直樹

江戸川 乱歩の他の作品

江戸川 乱歩の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。