中野 鈴子

一家

新字新仮名 約889字・読了目安2分

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わたしの祖先は代々が百姓であった 八町はなれた五万石の城下町 ゆきとどいた殿様のムチの下で這いまわった 少しのことに重いチョウバツ 百たたきの音が夜気を破った 天保に生まれた祖父はいつも言った 百姓のようなつらい仕事があろうか 味無いもの食…

作品情報

初出「大鼓 第一巻第一号」現代文化社、1935(昭和10)年11月1日
分類NDC 911
公開日2018-10-11
最終更新2018-09-28
底本 「中野鈴子全詩集」フェニックス出版
入力津村田悟
校正夏生ぐみ

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