吉野 秀雄

長谷川等伯の「松林図屏風」

新字旧仮名 約1,091字・読了目安2分

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水墨の絵から何か一つ選ばうと思案する間もなく、長谷川等伯の松林図屏風がはうふつと目の前に現はれた。上野の博物館にあるもので、いくたびかそこで見、そのたびに感動の溜息をついた絵だ。 六曲一双つまり十二扇の大画面に、濃淡およそ二十本ばかりの松が…

作品情報

初出「東京新聞」1964(昭和39)年11月28日
分類NDC 721
公開日2018-07-13
最終更新2018-06-27
底本 「日本の名随筆27 墨」作品社
入力大久保ゆう
校正POKEPEEK2011

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